中学校では,平成24年度より新学習指導要領での学習がスタートします。理科で追加された内容は次のとおりです。
これに伴い平成21年度から移行措置が始まり,段階的に新課程の内容が授業に追加されていきます。
ワオ!科学実験ナビでは,この移行措置の内容にあわせた代表的な実験を映像にしました。
物体に力を働かせる実験を行い,物体に力が働くとその物体が変形したり動き始めたり,運動の様子が変わったりすることを見いだすとともに,力は大きさと向きによって表されることを知ること。
ばねに加える力の大きさとばねの伸びの関係も扱うこと。
力の単位はニュートンを用いること。
仕事に関する実験を行い,仕事と仕事率について理解すること。また,衝突の実験を行い,物体の持つエネルギー量は他の物体になしうる仕事で測られることを理解すること。
仕事の原理にもふれること。
電気分解の実験を行い,電極に物質が生成することからイオンの存在を知ること。また,イオンの生成が原子の成り立ちに関係することを知ること。
原子が電子と原子核からできていることを扱うこと。その際,原子核が陽子と中性子でできていることにも触れること。
イオン式で表されることにも触れること。
電解質水溶液と2種類の金属などを用いた実験を行い,電流が取り出せることを見出すとともに,化学エネルギーが電気エネルギーに変換されていることを知る。
電極で起こる反応を中心に扱うこと。
日常生活や社会で利用されている代表的な電池にも触れること。
異なる物質同士をこすり合わせると静電気が起こり,帯電した物質間では空間を隔てて力が働くこと及び静電気と電流は関係があることを見いだすこと。
電流が電子の流れであることを扱う。
人間は,水力,火力,原子力などからエネルギーを得ていることを知るとともに,エネルギーの有効な利用が大切であることを認識すること。
放射線の性質と利用にも触れておくこと。