スプーンを曲げてみよう！
てこの原理を利用して、スプーンを曲げます。
準備物
スプーン（ステンレス）
実験の手順
- 1
スプーンのバランスをとる
- 2
スプーンをつまむ
- 3
スプーンを揺らす
- 4
スプーンの柄をもつ
- 5
スプーンを曲げる
印刷用詳細レシピ(PDF:122KB)実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
スプーンを人差指の上にのせてバランスがとれる点を探し、その点の約1cm下をつまみます。このとき、バランスがとれた点はスプーンの中で最も曲がりやすいとされている部分にあたります。つまんだスプーンを揺らすと、硬いスプーンが柔らかくなっていくように見えますが、これは目の錯覚によるものです。
2
もう片方の手の人差指をスプーンの先にかけて、手前に強く引くと、簡単にスプーンが曲がります。このとき、スプーンを持っている手の中指・薬指・小指は自然とスプーンの柄に触れるので、それぞれの指に力を入れてスプーンを支えます。また、小指をスプーンの柄からなるべく遠い位置にそえると、スプーンが曲がりやすくなります。このようにスプーンを曲げるには、スプーンの先・柄の端・曲げる部分の少し下の3点を持つことが必要で、てこの原理を利用しているのです。
参考文献
「超能力」授業入門」 田中玄白 かもがわ出版
曲がるスプーン
監修
滝川洋二（ＮＰＯ法人ガリレオ工房理事長）
