虫めがねの性質を調べます。
準備物
- コピー用紙
- セロファン(4色)
- だるま落としなど
- 蛍光灯スタンド
- 新聞紙
- 虫めがね
実験の手順
- 1
虫めがねで蛍光灯の光を集める
- 2
虫めがねで新聞紙を見る
- 3
虫めがねで遠くを見る
- 4
セロファンを巻く
- 5
虫めがねで蛍光灯の像を映し出す
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
虫めがねを上下させて蛍光灯の光を集めると、机の上に明るい線が映し出されることがわかります。
2
虫めがねで近くの物体を観察すると大きく見えるのに対し、遠くの物体を観察すると、上下左右が逆さまになった物体が見えることがわかります。
3
蛍光灯に4色のセロファンを巻きつけて、虫めがねで蛍光灯の像を映し出すと、セロファンの位置が上下左右逆さまになっていることがわかります。
4
虫めがねで太陽の光を集めると、光は一点に集まります。蛍光灯の光を集めると机の上には明るい線が映し出されます。太陽の光は丸い形をしているため、虫めがねを通すと丸い形に像ができるのです。これは蛍光灯の像であり、虫めがねのような凸レンズは光を集めるというよりも凸レンズを通すと遠くのものの像ができる性質を持っていることがいえます。
監修
滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)