静電気でけい光灯を光らせます。
準備物
- カッターナイフ
- ティッシュペーパー
- 塩化ビニル管
- 蛍光灯(10W)
- 段ボール箱
- 梱包用テープ
- 消毒用アルコール
実験の手順
- 1
塩ビ管の汚れをとる
- 2
段ボール箱を組み立てる
- 3
段ボールに穴をあける
- 4
けい光灯を差し込む
- 5
塩ビ管をこする
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
塩化ビニル管をけい光灯に近付けた状態にしてティッシュペーパーでこすると、けい光灯が光ることがわかります。
2
けい光灯は、両端に電極をつけたガラス管に水銀とアルゴンを入れて、ガラス管の内側にけい光物質を塗ったもので、中にあるフィラメントが熱せられると、電子が飛び出します。この電子が中にある水銀ガスの原子などにあたると、紫外線が出され、紫外線がけい光灯の内側に塗ってあるけい光物質にあたって目に見える光となり、けい光灯全体が光ります。静電気を起こした塩化ビニル管を近付けると電子が流れ、内部のガスにあたると、同じ原理でけい光灯が光ります。
参考文献
「ガリレオ工房の身近な道具で大実験 第2集」 滝川洋二・吉村利明著 大月書店
監修
滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)