お酢、金属たわし、アルミ容器を使って電池を作ります。
準備物
- アルミ容器
- コーヒーフィルター(3枚)
- プラスチックトレー(小型、3個)
- みのむしクリップ付導線(両方、4本)
- 乾電池(単1)
- ステンレスたわし(3個)
- 食酢
- 電子メロディ
実験の手順
- 1
電子メロディーをテストする
- 2
食酢を入れる
- 3
金属たわしとアルミ容器をつなぐ
- 4
電子メロディーをつなぐ
- 5
たわしを食酢からはなす
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
電子メロディーのマイナス極とつないだアルミ皿に食酢を入れ、電子メロディーのプラス極につないだたわしを食酢につけると、電流が流れ、電子メロディーが鳴り出します。
2
電池は、2種の金属(電極)を、電気を伝える性質を持つ電解液に浸し、両金属を導線で結ぶことで作られます。電極として電解液につけた2種の金属の間に化学的な変化が起き、そのときに出されるエネルギーが電気エネルギーに変換されるのです。
3
この電池は、アルミ皿がマイナス極の電極、たわしがプラス極の電極、食酢が電解液の働きをしており、そのため、たわしを食酢につけると、電流が流れて電子メロディーが鳴り出すのです。
参考文献
高等学校 改訂 「化学ⅠB」 第一学習社
監修
滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)