ろうそくを立てた容器に水を入れ、コップをかぶせて様子を観察します。
準備物
- アルミ皿
- ガラスコップ
- プラスチックコップ
- プラスチックスプーン
- ろうそく
- 食紅
- 着火ライター
実験の手順
- 1
水に色をつける
- 2
アルミ皿にろうそくを立てる
- 3
アルミ皿に水を入れる
- 4
火をつけて、ガラスコップをかぶせる
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
コップをかぶせてしばらくすると、水がコップの中に吸い上げられ、ろうそくの火は消えます。ろうそくの火のまわりの空気は熱せられて膨張します。点火したろうそくにコップをかぶせると、コップ内は空気が少ない状態になります。ろうそくの火が消え空気が冷やされると、コップ内の空気の圧力は減ります。また、ろうそくが燃焼することでコップ中の酸素がなくなると、ろうそくの火は消えます。できた二酸化炭素は水に溶けるので、コップの中には気体があまり残らず圧力が減ります。これらのいくつかの要因によって、コップ内の空気の圧力は減り、コップの外の大気に押されて水はコップの中に入っていくのです。
参考文献
「科学あそび」 江本漾子監修 講談社
監修
滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)