ドライアイスの粉をまいたときに見える白い煙について調べます。
準備物
- エタノール
- かなづち
- ドライアイス
- プラスチックコップ(3個)
- プラスチック容器
- 気泡緩衝シート
- 軍手
- 食用油
- 水
実験の手順
- 1
ドライアイスをわる
- 2
いろいろな液体を用意する
- 3
液体にドライアイスを入れる
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
ドライアイスは二酸化炭素の固体状のものです。ドライアイスは常温に置いておくと、液体にならずに気体になる性質があります。このように固体が液体にならずに気体になることを昇華といいます。ドライアイスは二酸化炭素の固体なので、昇華して気体になっても無色透明です。白い煙は、ドライアイスがまわりの空気の熱を奪ったときに空気中の水分が冷却されて水滴になったものなのです。エタノールと水は水分があるので白い煙が見えましたが、食用油は水分を含まないので煙が見えなかったのです。
2
粉状のドライアイスを空中にまくと白い煙になり、水滴は残りません。
参考文献
「ガリレオ工房の身近な道具で大実験 第2集」 滝川洋二・吉村利明著 大月書店
監修
滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)