水を含むことのできる構造はどのようになっているのか調べます。
準備物
アルミカップ
アルミ皿
たれビン
プラスチックコップ
マジッククリスタル
高分子吸収体
水
スチロール容器
マドラー
実験の手順
- 1
高分子吸収体に水を含ませる
- 2
塩とレモン汁を用意する
- 3
高分子吸収体に塩をかける
- 4
高分子吸収体にレモン汁をかける
- 5
マジッククリスタルを観察する
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
高分子吸収体は水を吸収してゼリー状にふくらみ、一度吸収した水を離しにくい性質を持っています。このようにゼリー状になっているものは、目に見えないほど細かい、スポンジのようなあみの目の中に水が取り込まれているのです。
2
高分子吸収体はおむつや土壌保水剤、また、食品を冷たく保つ保冷剤、トイレや部屋のにおいを消す、消臭剤・芳香剤など、私たちの身近なところに使われています。また、高分子吸収体には粒の大きなものもあり、水を含むとゼリー状のかたまりになります。これは主に園芸用の土壌保水剤として使われており、砂漠地で保水剤としても使われています。
参考文献
「21世紀こども百科 科学館」 小学館
監修
滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)