慣性の法則について調べます。
準備物
- だるま落とし(大)
- 風船(小型)
- たこ糸
- ヘリウム缶
- はさみ
- セロハンテープ
実験の手順
- 1
ヘリウムを風船に入れる
- 2
風船にたこ糸をつける
- 3
だるまに風船をつける
- 4
だるま落としをする
- 5
風船を手に持って動かす
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
たたいた積み木がとびだして、だるまが落ちたときに、だるまにつけた風船は、バウンドするような動きをします。
これは、だるまが1段落ちて止まっても、風船には動き続けようとする性質があるからです。
2
手で持った風船は手が机についた後にバウンドするような動きをします。
これは、手の動きが止まっても、風船は動き続けようとするからです。
3
乗り物に乗っていて、急停車したときに走っている方向に身体が倒れたり、急発進したときに、後ろに引っ張られるような感覚になるのも、物には、「止まっているものは止まっていようとする」性質、「動いているものは、動き続けようとする」性質があるからです。
監修
滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)