コップの周りに水滴がつくのはなぜか調べます。
準備物
- プラスチックコップ(小)
- プラスチックコップ(大)
- 隙間テープ
- ビニールテープ
- 水
- 氷
- ドライヤー
実験の手順
- 1
容器をつくる
- 2
容器に水と氷を入れる
- 3
容器の表面を観察する
- 4
コップの水てきに熱風を送る
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
1層のコップと2層のコップのそれぞれに氷水を入れると、1層のコップには結露が起こります。
2
これは、コップ周辺の空気が急激に冷やされ、含むことのできる水の量が少なくなり、部屋の空気中の水がコップの表面に水滴となって出てきたのです。2層のコップで結露が起きないのは、コップとコップの間の空気が熱を伝えにくくしているからです。
3
結露の起こったコップに、ドライヤーで熱風を送ると、水滴が消えます。
4
これは、コップの周囲の空気が暖まり、含むことのできる水の量が増え、水滴が蒸発し、空気中へ入っていくからです。
参考文献
「お天気で色がかわる!お天気ペーパー作り」 オンライン自然科学教育ネットワーク 柳田美智子
2001年度(平成13年度)西宮湯川記念 第4回こども科学教室
硝子繊維協会 結露について 結露発生のメカニズム
住まいの水先案内人 「住宅性能」-寒いから考えられる「断熱と暖房」 断熱の基礎知識