液体が蒸発するときに周囲から熱を奪うことを確認します。
準備物
- 水
- エタノール
- プラスチックカップ
- はさみ
- うちわ
- 棒温度計
- 小型温度計
実験の手順
- 1
水とアルコールをコップに入れる
- 2
小型温度計で水とアルコールの温度変化をみる
- 3
小型温度計をあおいで温度を下げる
- 4
棒温度計で水とアルコールの温度変化をみる
- 5
棒温度計をあおいで温度を下げる
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
水はほとんど温度が下がらないのに対し、アルコールは大きく温度が下がります。
2
液体は蒸発するときに周囲から熱を奪います。アルコールは水に比べて蒸発しやすく、奪う熱の量も多くなるので、温度が大きく下がり涼しく感じるのです。
3
また、うちわであおぐとあおがれた部分の空気が動き、その周りには常に水分の少ない空気が来るため、液体が蒸発しやすくなり、より涼しく感じるのです。
参考文献
「21世紀こども百科 科学館」 小学館