ペットボトルの中に水を入れて、蓋にストローのついた温度計を作ります。
準備物
- ペットボトル(300ml)
- ストロー
- プラスチックコップ
- 水
- 水そう
- 食紅
- きり
- ドライバー(+)
- カッターマット
実験の手順
- 1
ペットボトルのふたに穴をあける
- 2
ストローをふたにさし、水滴を入れる
- 3
水滴の動きを見る
- 4
水の量を変える
- 5
さらに水の量を変える
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
ペットボトルを手で温めるとストローの中に入れた水滴がストローの中を上昇します。これは、手でペットボトルを温めることによって、ペットボトルの中の空気の温度が上がり、空気が膨張するためです。
2
この温度計のペットボトル内の水の量を変化させると、水の量が減るにつれて、水滴の上がり方が速くなり、動く距離も長くなります。これは、水に比べて空気の方が膨張しやすく、水の量を減らすと膨張する空気の量が増えるためです。
3
また、ストローの上まで上がった水滴は、冷水につけると速く下がってきます。これは、冷水につけたことによって中の空気が縮み、水滴の下がり方が速くなったためです。
参考文献
おもしろ理科実験集2 工学院大学企画部編 CMC