金属塊と、オモリを入れたコップにはたらく浮力をそれぞれ求めます。
準備物
- 台ばかり
- アルミサイコロ
- プラスチックコップ
- 丸おもり
- 透明アクリル容器(水槽)
- 水
- ビーカー
- プラスチック容器
- 計量カップ
実験の手順
- 1
サイコロとコップの重さをはかる
- 2
サイコロとコップを水の中に入れる
- 3
計量カップの重さをはかる
- 4
サイコロの浮力をはかる
- 5
コップの浮力をはかる
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
約70gのアルミサイコロと、約150gの丸オモリを入れたプラスチックコップを水中に入れると、約70gのアルミサイコロは沈み、約150gの丸オモリを入れたプラスチックコップは浮くことがわかります。
2
アルミサイコロにはたらく浮力(アルミサイコロを入れたときにあふれ出た水の重さ)を調べると、約20gになります。
3
このことから、アルミさいころにはたらく浮力よりもアルミサイコロ自身の重さ(約70g)の方が大きいため、アルミサイコロは沈むのことがわかります。
4
丸オモリを入れたプラスチックコップにはたらく浮力(コップを入れたときにあふれ出た水の重さ)を調べると、約160g分あります。
5
このことから、丸オモリを入れたプラスチックコップにはたらく浮力と丸オモリを入れたプラスチックコップ自身の重さ(約150g)がつりあうので、プラスチックコップは浮くことがわかります。
参考文献
「身近な世界の不思議な科学」 都筑卓司著 PHP研究所
「ガリレオ工房の科学あそびpart2」滝川洋二・山村紳一郎編著 実数出版