レンガを水に入れ、ばねばかりの目盛を読んで、アルキメデスの原理を確認します。
準備物
- レンガ
- 梱包用布テープ
- 荷造りビニルひも
- ばねばかり
- 水そう
- 水
- プラスチック容器
- 台ばかり
- ビーカー
- はさみ
実験の手順
- 1
レンガを横向きにくくる
- 2
レンガと容器の重さをはかる
- 3
あふれた水の重さと体積をはかる
- 4
レンガを縦向きにくくる
- 5
あふれた水の重さと体積をはかる
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
レンガを空気中でバネばかりに吊るすと約2.45kgを示すのに対し、水中に入れると約1.10kgを示します。
つまり、レンガにはたらく浮力は、約1.35kg分(空気中での重さ-水中での重さ)あります。
2
水をふちまで入れた水槽にレンガを入れると、水は水槽からあふれ出します。水槽からあふれ出した水の量、つまり、レンガが押しのけた水の体積分の重さをはかると約1.35kgであり、レンガにはたらく浮力分の重さに等しいことがわかります(アルキメデスの原理)。
参考文献
「なぜだろう?おもしろ実験教室」 秋山仁監修 ハンス・ユルゲンプレス著 朝日出版社
「身近な世界の不思議な科学」 都筑卓司著 PHP研究所
「ガリレオ工房の科学あそびpart2」滝川洋二・山村紳一郎編著 実数出版