熱によって空気が膨張することを利用した実験です。
準備物
- おもり(8号・丸)
- ゼムクリップ
- 空気入れ(ポンプ)
- ラジオペンチ
- 水
- 透明容器
- 氷
- おもり(3号・ナス型)
実験の手順
- 1
クリップにおもりをつける
- 2
ポンプにおもりをつける
- 3
ポンプを水に入れる
- 4
熱湯を入れる
- 5
氷を入れる
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
風船の空気入れを工夫したおもりを水の底に沈め、上から熱湯を注ぐと、おもりが浮いてきます。また、さらにここに氷を入れると、おもりは再び沈みます。
2
これは、温水によって温度が上がり、ポンプ内の空気が膨張して体積が大きくなるので、それに伴って浮力も大きくなったためです。
3
また、氷を入れると沈んだのは、氷によって温度が下がり、ポンプ内の空気が収縮して体積が小さくなるので、それに伴って浮力も小さくなったためです。
参考文献
「かんたん!ビックリ!科学手品100」 牧野賢治監修 日本文芸社
NHKやってみよう なんでも実験 vol.2 -自由研究のヒントがいっぱい-
「科学で遊ぼおもしろ実験ランド」 江川多喜雄 木村研 いかだ社
監修
滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)