光通信はどのような通信技術なのか調べます。
準備物
- ミニコンポ
- 太陽電池
- ラジオ
- ミニプラグ付スピーカーコード
- ピンプラグ付スピーカーコード
- LED(発光ダイオード)
- ボタン電池
- 光ファイバー
- リモコン
- みの虫クリップ付き導線
- セロハンテープ
実験の手順
- 1
ミニコンポに太陽電池をつなぐ
- 2
ラジオにプラグをつなぐ
- 3
LED光ファイバーにつける
- 4
光ファイバーを太陽電池に近づける
- 5
リモコンを太陽電池に近づける
実験ムービー
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
解説アニメ
1
リモコンからも赤外線という目には見えない光が出ていることがわかります。
2
このように、光通信では音などの情報を、光の強さの変化に変えて信号として送ります。しかし光は、何かさえぎるものがあると伝わりません。通信として遠くに正確に情報を送るために光ファイバーが利用されています。
光はさえぎるものがないところでは、まっすぐに進みます。反射するものがあると、そこに当たった角度と同じ角度で折れ曲がって進みます。また、水と空気、ガラスと空気などのさかいめでは、大きな角度で当たると折れ曲がりますが、ある角度以上に小さな角度で当たると、ぜんぶ反射してしまいます。
光ファイバーの中では、光は図のように反射をくりかえすことで、反対側まで届くのです。なお、光ファイバーはふつうのガラスやプラスチックにくらべてはるかに透明な、特別なガラスやプラスチックでできています。すでに光ファイバーは、コンピュータ通信用の回線をはじめ、さまざまなところでたくさん利用されています。
参考文献
NEC:会社案内:社会貢献活動:ガリレオクラブ:第5回概要:実験8 光を運ぶ光ファイバーのしくみ
NEC:会社案内:社会貢献活動:ガリレオクラブ:第5回概要:実験7 お手軽光通信にチャレンジ
「たのしくわかる物理実験事典」 左巻健男・滝川洋二編著 東京書籍