2009.07.20実施

ワオ!科学実験ナビ エネルギーの不思議大実験!in岡山report

博士がおもむろに取り出したのは、なんだかとっても恐ろしそうな液体。
この正体は「液体窒素」
 液体  
バラが一瞬で… バラバラになるあの冷たい液体   です。
ここで博士が会場のみんなに意地悪な質問。   
「液体窒素って、何か知ってる?」
力強いお答えがあちこちから…すごい! 子どもたちの世界では常識なのでしょうか…
そんな物思いにふけっている間もなく、白熱電球を形成する重要な部分「フィラメント」
の  説明  が始まります。

ハラハラドキドキ!液体窒素を流し込みます。

ハラハラドキドキ!液体窒素を流し込みます。

「フィラメント」は白熱電球の中に入っていて、 電流 を流すと 熱 を発生させます。そのときに   光   を放つんですね。

博士からの質問

みんな、お気に入りのお話を楽しむように、博士の質問に答えます。
…あぁ、もう大人の出る幕なんてございません。
顔
さて、今回は竹ではなく シャープペンシル の芯をフィラメントにして、実験!
空気中で電流を流すと・・・
ふわぁーと明るく光り出します。キレイ キラッ
…と、その瞬間にプツっ!
燃えてしまったみたい。残念!
これを、長持ちさせるにはどうすればいいでしょう?
物が燃えるのを助ける「酸素」をとれば、長持ちするかも…  じゃあ、酸素がないところで電流をながしてみよう!
そこで先ほどの「液体窒素」の出番です。
この冷たい液体の中に、1000度以上で発熱するフィラメントを突っ込むとどうなるか…
爆発しない? 太陽    怖くない? 波
会場に緊張感が走ります。
息を潜め、ごくりとつばを飲んだ瞬間・・・
ばんっ!!と、博士が叫びました。
もぉっ!! 顔
液体液窒の中に入れられたシャー芯のフィラメントは、爆発はすることなかったですが
でも、ものすごい光を放つのです! 会場の後ろのほうにいても まぶしい!
「おぉ~!」 キラッ という声の大波がうねります。
実際白熱電球の中は、アルゴンガスという不活性ガスが入っているんですって。
白熱電球の仕組みはこれで納得です

この光を放っているのがシャー芯だなんて!!

この光を放っているのがシャー芯だなんて!!

明かりの長持ち方法をみんなで考えよう!

明かりの長持ち方法をみんなで考えよう!

すごい勢いで光る!火の玉をつかまえたみたい!

すごい勢いで光る!火の玉をつかまえたみたい!

ならば気になる、蛍光灯の仕組み ♪
うん?暗いステージの上で、博士の白衣がぽわぁと淡い光で包まれている様に見えます。
なんだ  ?  なんだ  ?
その光の正体は、博士が手に持っていたブラックライト
そこから出された 紫外線 が、白衣を照射して光らせていたんですね☆
蛍光灯
博士の言葉に
「何ですと?」と小首をかしげます。

目に見える光

実験 それがよくわかる実験を1つ!
細く筒状に丸められた1mぐらいの紙が3本 ライト 天井に向かって立てられています。
会場を暗くしたら、そこに照射中のブラックライトを上からゆっくり差し入れます。
すると…
なんだか暗ーい光を放っているだけの電灯が、紙筒に包まれた瞬間、色鮮やかな光を!
実は、この紙筒には、蛍光塗料が塗ってあったのです。
お見事 プチイリュージョンを楽しめちゃいました。
そっかぁ。白熱電球と蛍光灯って、こんなに違う仕組みを持っているんですね。 顔

幽霊?! 博士の白衣が光っているのです。

幽霊?! 博士の白衣が光っているのです。

目には見えないけど…紫外線バンバン放出中!

目には見えないけど…紫外線バンバン放出中!

上の写真と比べると、こんなに明るい光に!

上の写真と比べると、こんなに明るい光に!