ワオ！科学実験ナビエネルギーの不思議大実験！in 岡山report

2009.07.20実施

なにやらでっかいシートが登場いたしました。

舞台の上に衝立のように立てて、これを使って記念写真

を撮るんですって！

写真のモデルになってくれるっていうお友だちにシートの前に立ってもらって、

ウサギさんたちも一緒に

ばんざーい

のポーズ

パシャッといくのは、普通の写真ですが、これはちょっと様子が違うぞ

万歳のポーズのまま、じっとしているように博士が言います。

手がだる～～く

　なってきた頃、ようやく博士から

がでました。

モデルたちを照らしていたライトを”消す”と、

何と！さっきのでっかいシートに「ばんざーーい」ポーズの

がくっきり！！

実はこのシート、蓄光シートといって、光をため込むことが出来るのです。

子どもたちが立って影になった部分以外が、溜め込んだ光で		しているので、
影の写真のようになるんですね。

蓄光は電気を必要としないので、災害時の暗闇などで有効な明かりの手段として

注目されています。

今度はもっと大掛かりな実験の香り

の呼びかけに、みんなピーーーンと耳に腕をくっつけて手を挙げます。

なんて花丸

の挙手なのでしょう

ナイスなポーズでひたすらじーっと待ち続けます。

ＷＡＯ！　陰だけがくっきり残っています。

好奇心旺盛！もぉ全員に体験させてあげたい！

選ばれた数名のラッキーボーイズ

＆ガールズ

はステージの上へ。

細くて長い		を、みんなでまっすぐになるように協力して持ち上げます。
ここで、博士から衝撃的報告が。

一瞬ひるんだ子どもたちでしたが、逃げ出さずにチューブを支えます。
会場が暗くなって、またもや緊張のカウントダウン！

3・2・1・　ドカンッ

今度は博士の脅かしなんかじゃありません！
大きな音が鳴り響くと同時にチューブの中を稲妻		のように光線が駆け抜けます!

「うわっ！」「すげぇっ！」
驚きと興奮の声が子供たちの口から勢いよく飛び出していきます。

光線が駆け抜けたあとのチューブをみると、白く曇って水滴

がついています。

これは、水素と酸素を混ぜて着火し、爆発させたときに発生するエネルギーなのです。

水素

と酸素

つまり反応後に残るのは

とってもエコな理由はここにあったのですね

何がおきるか…　みんな緊張の面持ちです。

実験終了！爆発後のチューブ、中には水滴が。

たくさんの

を感じ、たくさんの

を見つけ、たくさんの

をし

会場にはたくさんの

があふれていました。

最後に博士が、みんなの実験キット

の中に入っている地球が描かれたシートを

光にかざすように伝えます。
子どもたちは、不思議そうな顔をしながらシートを手に持って一生懸命腕を伸ばします。

スクリーンには美しい地球の姿が映し出されていました。
ウサギさんたちが、優しい声で子どもたちに語りかけました。

真っ青な空、広い海、緑の大地

子どもたちはシートを高く掲げながら、ウサギさんの言葉を全身で聞いているようです。
そんな心地よい空気で包まれた会場から、ふっと明かりが遠のきます。

「ふわぁぁー」「きれい」

ため息のような歓声を生んだのは、416個の小さな地球
さっきまで光にかざしていた地球が緑色に光ってます。

私たちの力はとっても小さい。でもあつまると大きな力になる。この美しい地球を、みんなと一緒に守っていく。

ウサギさんたちの言葉を聞きながら
みんな、手の中の美しい地球を慈しむように見つめていました。

みんなで地球の書かれたシートを光にかざします。

暗闇で易しく光小さな地球。光をためこむ「蓄光シート」だったのです。

暗闇で易しく光小さな地球。
光をためこむ「蓄光シート」だったのです。

明かりをきっかけに、エネルギーを知り、地球環境について考えた一日。

大切なメッセージが子どもたちにちゃんと伝わったことは、帰っていく笑顔

で確信！

好奇心いっぱいの子どもたちの姿に、未来の科学者を想像しました。

いつか、この日のトキメキから生まれた新エネルギーが世界を照らしてくれるといいな

興奮冷めやらぬ子どもたち。気をつけて帰ってね。